名古屋市中小企業情報センター  
誰にもわかる「IT(情報技術)」Q&A集
Q3−9:インターネットを使った銀行・証券会社のサービスは?
 インターネットを使った銀行のサービス形態は、大きく分けると以下の三種類になります。

・ネット銀行
 実際には店舗を持たず、オンライン上にのみ存在する銀行

・オンライン支店
 実際の店舗もあり、ネット上の支店という位置付けのもの

・ネットバンキングサービス
 実際の店舗があり、顧客に向けたサービスの一部という位置付け

1.ネット銀行の特徴
 ネット銀行とは、物理的な銀行店舗を持たず、預金の受け入れや払い戻し、資金の口座振替等の取引をインターネットによって行う銀行です。 預金や現金を引き出す場合は、提携している銀行のATMを使います。アメリカでは1995年に誕生しましたが、日本では2000年以降、4つの銀行(2007年1月現在)が存在しています。

 ネット銀行の特徴は、なんといっても時間や地理的制約を受けずに、いつでもどこでもパソコン(携帯電話や携帯端末でも可能)とインターネット環境さえあれば、残高照会や振り込み、インターネット取引の決済等の処理が可能なことです。

 また、ネット銀行は、従来の銀行のように店舗を持つ必要がないので、経費が大幅に削減されます。この経費の削減分については、振り込み手数料を安くしたり、高めの預金金利を設定したりして、顧客に還元している銀行が多いようです。

2.ネット銀行のサービス内容

 セブン銀行は母体のイトーヨーカドーやセブンイレブンの店舗にATMを設置し、イーバンク銀行はインターネットの決済に特化した銀行で、お店の側としても簡単に決済ができるため人気のようです。(初期導入費用3万円)。ソニー銀行は外貨預金や投資信託、カードローンも扱う等の特徴があり、ジャパンネット銀行は、日本初のネット専業銀行で、公共料金の引き落としや給与の振込みにも活用できます。

1) セブン銀行
・ 口座維持管理手数料 :無料(取引明細の確認方法によっては有料)
・ 振り込み手数料 :自行(インターネットで)52円、自行(ATM)105円、他行210円より
・ サービス内容 :ATM入出金、残高照会、振込、決済等
・ URL   :(http://www.sevenbank.co.jp/

2) イーバンク銀行
・ 口座維持管理手数料 :無料
・ 振り込み手数料 :自行無料、他行160円より
・ サービス内容 :ATM入出金、残高照会、振込、決済等
・ URL   :(http://www.ebank.co.jp/

3) ソニー銀行
・ 口座維持管理手数料 :無料
・ 振り込み手数料 :自行無料、他行210円より
・ サービス内容 :ATM入出金、残高照会、振込、決済、外貨預金、投資信託等
・ URL   :(http://sonybank.net/

4) ジャパンネット銀行
・ 口座維持管理手数料 :月額189円(口座の利用状況によって無料)
・ 振り込み手数料 :自行52円、他行168円より(インターネットで)
・ サービス内容 :ATM入出金、残高照会、振込、決済等
・ URL   :(http://www.japannetbank.co.jp/

3.オンライン支店、ネットバンキングサービス
 ネット銀行とは別に、従来の都市銀行や地方銀行もオンライン支店やネットバンキングサービスを開設しています。いまやほとんどの銀行で、残高照会、振込などができるATMのような機能を提供しています。

 また、ショッピングモールとの連携など、よりネットワークのメリットを強調するサービスも登場しています。ショッピングモールでの買い物や航空券などを個人認証するだけの簡単な操作で24時間いつでも支払いができるサービスがあります。「決済金額」や「入金先の銀行名・店名・科目・口座番号」、「取引を特定するための受付番号等」を入力する必要はありません。氏名や住所、電話番号などのわずらわしい入力も不要です。

 総合振込・給与賞与振込の依頼や特別徴収地方税納入の手続きが可能な銀行もあるようです。 また、いずれのサービス形態によっても、インターネット上で現金を扱うことになるので、セキュリティは、現在の最高水準の技術が使われていて、簡単に不法侵入したり、情報が漏洩しないように万全の注意が払われていますが、個人情報の漏洩の可能性についても絶対に皆無とはいえず、懸念が残るのはやむをえないと思われます。

1)三菱東京UFJ銀行インターネット支店 http://direct.bk.mufg.jp/ufj/netbranch/index.html

2)みずほ銀行インターネット支店 http://www.mizuhobank.co.jp/netbranch/index.html

3)スルガ銀行ANA支店 http://www.surugabank.co.jp/ana/

4.ネット証券
 インターネット上から株式投資ができる証券会社です。パソコンの画面を見ていればリアルタイムで株価や気配値がわかり、クリックすれば注文できます。店頭で営業している証券会社に注文を出すのに比べて、大幅な手数料の安さが魅力です。

  ただ、「安い」といっても、ネット証券各社で手数料体系は大きく異なります。 「約定金額に対して、何パーセント」という定率制、「1回の売買ごとにいくら」という定額制、「1日何回売買しても、合計の約定金額が○○までなら3000円」というような体系のところもあります。

  そうすると、目的や売り買いの頻度によって、「有利な手数料」となる証券会社も違ってくるわけで、デイ・トレーダーのように1日に何度も売り買いする人にとっては「1日いくら」という体系が有利になるケースが多いでしょうし、1回買ったら数日間は持つという人なら、「1回のトレードごとにいくら」というほうが安いでしょう。また、メールで株価や約定結果などを教えてくれるなどネット証券ならではの充実したサービスもあります。

1)イー・トレード証券 https://newtrading.etrade.ne.jp/ETGate

2)カブドットコム証券 http://www.kabu.com/

3)楽天証券 http://www.rakuten-sec.co.jp/

4)松井証券 http://www.matsui.co.jp/
 

( http://www.info-c.city.nagoya.jp/keiei/keiei.html#it )
Map Eメールはこちら 名古屋市中小企業情報センター